25歳・専業主婦・タロット
「ペットの気持ち」を占ってもらいました。
飼っているのは、ダックスフントとシーズーのミックス犬です。
私たち夫婦に赤ちゃんが産まれてから、大人しくなり寂しそうな表情をするように…。
怒っているの?泣いているの?
そんなとき友人がペットの気持ちを「占い師」から教えてもらったと聞き、さっそく試してみることに。
今回は、電話占いでペットの気持ちを教えてもらった体験談をご紹介します。
ペットの「むーちゃん」との出会い
ペットの名前は「むーちゃん」といいます。
私たち夫婦とむーちゃんの出会いは、2年前の11月でした。
ちょうどそのころ私たち夫婦も婚約し、同棲を始めました。
夫の実家はブリーダー。
私も小さい頃から犬を飼っていたため、同棲を始めたら2人で犬を飼いたいねと話していました。
それも、ペットショップから買うのではなく、何らかの事情で飼えなくなった子がいたら、お迎えしてあげようねと言っていました。
そんなときタイミングよく、夫の行きつけの飲食店で働く仲の良い従業員から犬をもらってくれないかと話があったのです。
引っ越しのため飼えなくなったということでした。
ワンちゃんは何匹かいるようなので、私たちは休日その方の家にお邪魔し、どの子を引き取るかを決めに会いに行くことにしました。
そして家に入るなり、1匹の犬が私の膝の上にあがり、ちょこんと座ったのです。
それが「むーちゃん」との出会いでした。
クリーム色のふわふわの毛にまんまるお目めで本当にかわいらしかったのを今でも覚えています。
主人と顔を見合わせ、すぐにむーちゃんを連れて帰ることにしました。
こんなにすぐ決まると思っていなかったため、その日のうちにホームセンターでゲージや水受けを買ったりと大忙しでした。
それから毎日むーちゃんとの幸せな日々が続きました。
毎日お布団で一緒に寝て、ごはんも一緒に食べて、大きな公園でおさんぽをして、原っぱに寝っ転がって、初詣も一緒に行って…。
はじめての予防接種で震えていたことも、誕生日にあげた犬用お菓子をおいしそうに食べる顔も、今思い出してもほっこりする程あたたかい思い出です。
子供ができたことでペットと関われる時間が減る
むーちゃんとの幸せな日々は2年ほど続き、飼った当初はたどたどしかったむーちゃんもすっかり我が家の看板犬になっていました。
私のむーちゃんへの気持ちはずっと変わらないと思っていたし、ずっとこのまま3人で生きていくと思っていました。
実は夫は不妊症のため、私たち夫婦は子供をあきらめていました。
子供がいないから犬を飼ったわけではないのですが、別に無理に治療はしなくても3人で幸せにやってこうねと決めていました。
そんな矢先に、なんと私の妊娠が発覚しました。
夫も私も両手をあげて喜び、むーちゃんを自分のお腹の上にのせ、「この中に赤ちゃんがいるのよ」と教えてあげました。
しかしいざ出産すると、それは思い描いていた日々とはかけ離れていました。
毎日の育児、寝不足で私はクタクタでした。
ちょうどそのころ夫も仕事が激務で、帰りも遅い日が続きました。
気づくと騒ぐ赤ちゃんの隣で寝ている私を、遠くのほうで見つめるむーちゃんがいました。
むーちゃんは寂しかったと思いますが、それで赤ちゃんに危害を加えるようなことはしませんでした。
むしろ、赤ちゃんのそばに来てずっと見つめたり、泣いていたら心配そうに私のことを呼びにきてくれました。
タロット占いで教えてもらったペットの気持ちとは?
以前のように、むーちゃんに付きっ切りになれない自分。
でも毎日ヘトヘトで、遊んであげる時間を作れず、休んでいる私をただじっと見つめているむーちゃん。
怒っているの?泣いているの?私のこと、嫌い?
その真っ直ぐな目を見ていると、むーちゃんが何を思っているのか私には分からなくなってしまったのです。
ネットで「産後 犬」などと検索しても、良いアドバイスがなく、むーちゃんも変わらず私をじっと見るばかりで露頭に迷っていました。
そんなとき、同じく愛犬家の友人が「ペットの気持ち」を占ってもらったという話を思い出しました。
私は早速教えてもらった「ウラナ」の占い師さんに視てもらうことにしました。
占い師さんはタロットカードで占ってくださいました。
その方はなんと、私がむーちゃんについて詳しく話し出す前に、
「この子は良い子ね。順番を待っているのよ」
「あなた最近子供が生まれたでしょ?この子は自分がその赤ちゃんのお姉ちゃんだと思っているの。だから、私は我慢するから、先に赤ちゃんどうぞって順番を譲っているのよ」
と言ったのです。
私は涙がこぼれてしまいました。
「むーちゃんは、私のことが嫌いになったのではないでしょうか」
と聞くと、
「そんなわけないじゃない。赤ちゃんが生まれて今日まで、ずっと、自分を抱っこしてくれる順番をただ楽しみにまっているの」
「決して悲しい思いをしているんじゃない。お姉ちゃんとして、あなたのことも赤ちゃんのことも見守ってるだけよ」
占い師さんが話しているあいだ、むーちゃんはいつものように私をじっと見つめていました。
「そうだったんだね」と私はむーちゃんを抱きしめました。
最後に
その後、私は育児で忙しくてむーちゃんになかなか構えないときは、必ず「むーちゃん、ちょっと待ってね」と目を見て伝えるようにしました。
するとむーちゃんは2,3回尻尾を振って応えてくれました。
むーちゃんが何を考えているか、こんなにまた通じ合えるようになったのは、占い師さんに出会ったおかげだと今でも思っています。
ペットとの絆は一生です。
その気持ちを自分で抱え込まず、誰かに話すと楽になるかもしれません。
ペットの気持ちもあなたの気持ちもくみ取って一緒に悩んでくれる人がいるはずです。
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