50歳・会社員・手相
「他の手相占いとは全然違う!」
会社の同僚が一度行って絶賛していた占い師が上野にいます。
当時、夫が精神的に不安定な状態にあったため、誰かに夫の状況を客観的に見て頂こうと、その手相占いに行くことにしました。
今回は、上野の「HASTA手相学研究所」で占ってもらった体験談をご紹介します。
上野の「HASTA手相学研究所」で占ってもらう
夫だけ手相を見てもらうとなると、絶対拒否されてしまうと思い、夫婦二人で見て頂くコースをお願いしました。
二人で行くとなれば、夫の警戒心を招くことなく、客観的に夫の今の状況を見てもらい、現在の症状改善の糸口になるのではないのかと考えたのです。
夫がどうして、精神的に不安定になってしまったのか、その解決策は手の中にあるのか、もし、分かれば夫に寄り添う立場として何が出来るのか併せて聞きたかったのです。
値段も、払えない金額ではなかったため、二人で足を運ぶことにしました。
「HASTA手相学研究所」での私の鑑定結果
手相占い師さんの鑑定場所は、アパートの一階にありました。
とても、綺麗で落ち着く環境に整えられており、相談に集中できる環境でした。
女性で50代半ばの少しふっくらした女性で、温かな人柄の様子が一目で見てとれました。
最初に私の手を見てもらうことにしました。
夫を見る前に、一体どんな見方をして占うのか、まず自分で試してみる必要があったからです。
まずは、両手を出して、指の形、手の形、そしておまちかねの手相に入っていきました。
私の手は感情線が鎖状で、線の長さも中指まで伸びていました。
先生は、
「子供の頃、お父様に甘えられず、少し苦手な思いが残ってますね」
と言われました。
また、
「あまりおしゃべりが苦手で、自分の思ったことをあまり口に出さないですね」
と言われ、この先生は当たると確信しました。
線一本だけで、私の心を読んだのです。
「HASTA手相学研究所」での夫の鑑定結果
次は、夫の番です。
夫には運命線という、手の中央を縦にまっすぐ走る線がありました。
その運命線に島という丸い部分があり、そこをじっと見つめこう言われました。
「20代後半から30代半ばあたりまで、死にたいと思ったことがあるのではないのですか?」
と声をかけました。
夫は、ひと呼吸おいて下を向きながら「はい」と答えました。
この部屋に入ってきてから、夫は全く先生を見ず、自分の手ばかり見ているのです。
「でも安心してください。もうその辛い時期は終わりました。今はそんなに大変ではないでしょう」
と先生が促すと、
「確かに、アトピーが悪化して、人と会いたくなくなり、自宅にこもるようになったかもしれません」
と夫は呟きました。
併せて、先生は親指の付け根あたりが、他の人よりも盛り上がっていることを見て、
「ここが膨らんでいる人は、生命力があり溢れているのです。家でじっとしているよりも、外に出て散歩をしたり運動をした方がいいですよ」
と諭すように言うのです。
どの言葉も夫の心に染み込んだようで、下を向いて心を閉ざしていた夫は静かに顔を上げたのです。
最後に
占いは当たっていました。
ただ、私が感じたのは、線を占うというよりも、心を裸にされた気持ちがしたのです。
先生は、カウンセリングと言っていましたが、確かにその言葉の方がぴったりするかもしれないほどの、すがすがしさでした。
コメントを残す