39歳・主婦・霊感
大須のマリイットで占ってもらう
当時、鬱病でメンタル的に非常に弱っていました。
「十数年勤めていた会社を転職したい…」
しかし、この先どうしようかと思考がぐるぐる回るだけで、自分で決断する能力がすっぽり欠如していました。
そんなとき、タウン誌の編集をしていた友人から、
「すごい占い師さんがいた!」
と太鼓判を押す鑑定所を教えてもらいました。
藁にもすがるような思いで、友人から教えてもらった鑑定所「マリイット」へ足を運びました。
マリイットでの鑑定結果は?
「マリイット」は、大須観音にほど近いマンションの一室にあります。
占い師は、肌の浅黒い小柄で健康的な印象の気さくな女性で、『霊感』というおどろおどろしいような響きの言葉からは遠い感じでした。
弘法大師様をおまつりする仏壇だけが、占い師っぽいといえる存在でした。
冷たいお茶とお茶菓子を出していただいているあいだ、私がしたことは紙に名前と生年月日を書くだけ。
正面に座ったマリイットさんはその後、意識をちょっと集中させてから、
「そのことをご両親はまったく望んでいません」
ときっぱりとおっしゃいました。
そのこととは…?
実は、当時はうつ病だった私は、自死を頻繁に考えるようになっていたのです。
「死にたい」というような言葉を連発するようになって、両親はひどく困惑していたと思います。
私が消えれば彼らが楽になるのでは…と、今思うと親不孝極まりないことを常に考えていました。
不意打ちのように指摘された事実に、私はぼろぼろと泣いていました。
「あなたはお見合いでは結婚できるタイプじゃない」「その仕事は向いていない」「小説を書いてみなさい」
など、さまざまなアドバイスを頂きました。
お見合いについてのことはとても納得でき、小説については本当に意外な提案でした。
目先の目標を頂き、マンションから出てきたときはとてもすっきりしていました。
マリイットの占いは当たっていました
大局的な目で見ると、当たっています。
お見合いは3件ほど受けたのですが、価値観がまったく合わないという理由でお断りしました。
その後、現在の夫とは、近所の古本カフェの読書会で出会うこととなりました。
価値観の合う、理解のある人です。
小説に関しても投稿第一作目で担当編集が付き、指導を受けることとなりました。
生活できるほど稼ぐことは出来ていませんが、小説を書くということが私に自信を持たせ再生させてくれました。
仕事に関してのアドバイスはじっくり考えた結果、すぐに辞めるのはよくないとしばらく続けました。
仕事に関していただいたアドバイスは「向いていない」という具体性の欠けた、けれど、納得できるものでした。
結局、結婚を機に退職することとしました。
小説は、いまも書いています。
最後に
四柱推命や占星術などを否定するわけではありませんが、よく言われる通り「占いは統計学」です。
けれど、霊感占いというジャンルははじめて触れるものでした。
確実に、マリイットさんに頂いたあの日の言葉が私の大きなターニングポイントとなりました。
心の底から受けてよかったと思える占いでした。
私も友達がみんな結婚時期、結婚相手の職業、見た目まで当てられたと言われ行きました。
言ってくれる内容が何年も先までの話なので当たったと分かるまでにあと5年かかるのですが当たるか楽しみです。
とりあえず優しくいい事だけ言う人じゃないのでメンタル弱ってる時ある意味キツイかも笑
次は結婚相手の容姿を聞きに行きたいと思ってます笑