48歳・自営業・タロット
3年前、嫁ぎ先の「家の権利」で揉めていました。
最終的に地主と裁判まですることになり、その結果を占い師に見てもらったところ、
「誰にも思いつかないような方法で解決する」
と予言されました。
今回は、電話占いのココナラで占ってもらった体験談をご紹介します。
都内の片田舎に住む私たち家族に起きた大事件
私たちは都内でも田舎の方に住んでいます。
近隣は大きな家が並び、東京ではあるけどのどかな場所です。
そこの家に家族で住んでいたのですが、全部が私達のものではなく、借地の上に築38年の家を建てていました。
土地を手放したくない大家さんが借地で貸していることも多く、この近隣では借地に家を建て、そのうち少しずつ土地も買い上げていくというのが普通でした。
そこは住み心地もよかったのですが、だんだん雨漏りなどがしてきたので、家族で相談し、建て替え希望の意思を地主さんに相談に行ったところ、最初は快諾する方向で話が進んでいました。
ですが、その当時の権利者だったおばあちゃんが倒れてしまい、その娘さん夫婦が仕切るようになってから突然、風向きが変わりました。
その家は有名な資産家だったのですが、兄弟仲が悪いことでも有名で、おばあちゃんが倒れたのを良いことに土地の権利を我先に自分のものに書き換えようし始めたのです。
あれこれと画策をはじめ、私たちの住んでいる家の権利がまだ20年近く残っているにも関わらず、建て替えをさせないと言い出したのです。
そして、マンション建てたいから、出ていってほしいとまで言い出しました。
また、近隣の借地になっている人たちや、元借地で買い上げてもらった人たちにまで買い戻しの示談をし始めました。
暴挙に出る地主側!信じられない方法で無理やり裁判に発展
娘夫婦はかなり破格の金額で示談をしたらしく、話に乗る人たちもいたので、私たちの住んでいた周辺が包囲されるような形でだんだんと地主さんの娘夫婦のものに変わってきました。
ですが、私たちの家と、両隣と向かいの家はとても日当たりが良く、道路面も広くとってある良い環境でしたので、当然、譲る気持ちも出ていく気持ちもありませんでした。
「契約終了まではいさせて欲しい」という、本当に借地人としては権利通りの普通のお願いをしてそのまま放置していました。
ところが、ある日、郵便受けに弁護士事務所からの通知が入っていたのです。
内容を見ると、
「地代の支払いをしていないので即刻出ていけ」
という旨の退去命令が書いてありました。
何のことだかわからず、夫が帰ってきてから家族で頭を突き合わせて考えると、要するに、倒れてしまった地主のおばあさんは、昔の方式で、地代を地主さんが借主さんに集金に来る形をとっていたのです。
それで、おばあさんが倒れてからは集金をしていないので、その分の支払いが滞っていたということでした。
ですが、実際には、私たちはおばあさんが倒れた後でも、地主さんの家まで出向いてお金をもって行っていたのですが、毎回、
「おばあちゃんがいないから、細かいことがわかんないから、あとでまとめて請求するから持って帰って」
と言われ、受け取ってくれませんでした。
そういうやり取りが何度も続いたので、心配になって何度も伺っていたのですが、毎回、後でと言って受け取らない状態が結局2年続き…。
そして、突然、「支払ってないから出ていけ」という命令が来たというわけです。
これはあまりに酷いと思って、家まで行って今までのいきさつを言いましたが、
「そんなことは覚えていない。支払っていないことしか証明するものなんかないじゃないか」
と突っぱねられ、持って行ったお金も絶対に受け取りをしませんでした。
あまりのことにびっくりして、茫然としました。
近隣の家にも同じ嫌がらせをしていた大家の娘夫婦
どうしようかと思って、家の前でぼんやりしていたら、お隣の渡辺さんという方から声をかけられたので、ことの顛末を話すと、自分のところも似たようなものが来たということで、お互いびっくりしていました。
どういう形であれ、裁判所経由で「支払いが滞っている」と言われているのは名誉なことでもないので、きっと人には言わないだろうと思ってやったのかもね、と渡辺さんは言っていました。
渡辺さんの家には寝たきりのおばあちゃんがいるので、動こうにも動けないので、やっぱり権利通りの期間は居る予定だと言っていました。
実際に支払いをしていないのは大家の娘夫婦の画策だとしても、それを証明するものもないので、結局、裁判をすることになってしまいました。
まさに、してやられたというやつです。
電話占い「ココナラ」のhanaスマイル先生に裁判について相談
裁判するにあたり、弁護士さんとはよく話あってはいましたが、今一つ心配だったので、友人から紹介してもらった当たると評判の占い師に相談してみることにしました。
占いの方法は「電話占い」という方式で、ネットでイヤホンなどを使って占ってもらう方法でした。
占いというと、街中で座ってやる方式しか知らなかったので、驚きました。
鑑定してもらった先生は、「ココナラ占い」のhanaスマイル先生という方です。
先生は大して理由やいきさつも聞かず、
「裁判の結果がどうなるかを見ればいいのね?」
とだけ言って、画面の向こう側でチャチャチャっとカードを切って、説明していきました。
先生の説明は、
「時間かかるけど、びっくりするような方法であなたたちに良い結果になります。でも私は霊感がないのでどんな方法なのかは全然わからないわ」
「だけど、誰にも思いつかなかったような展開で物事が良く進むわよ。だから大丈夫よ。時間がかかるけど、自信をもって主張を続けてね」
と言われました。
いよいよ地主との裁判開始!判決内容はいかに…?
正直、その時は「そんな漠然とした答え……」と思いました。
でも、結果的には、先生の言った通りになりました。
まず、最初のころは裁判官が私たちの言っていた、
「支払いに大家さん宅まで毎月伺っていた」
という主張を一切受け付けてくれず、どうせ居座るつもりで嘘をついているという見方しかしてくれませんでした。
しかし、だんだんと近隣の人たちにも同じ請求をしていることがわかり、近所の人たちが証言に立ってくれるようになりました。
それには先ほど出た、渡辺さんの力も大きかったです。
渡辺さんが尽力してくれたというよりも、実際に、長く寝付いてる渡辺さんのおばあちゃんのことは近所の人はみんな知っていたので、そういう人がいるって近所中の人がわかっているにも関わらず、退去のための画策をするのはおかしいと、立ち上がってくれました。
そして、大家さんが元のままのおばあさんであったら、絶対こんなことしないはずだ、と主張してくれました。
hanaスマイル先生の言う通りの判決内容に
結局、その主張は少しは受け入れられたのですが、そのまま2年ほど膠着した状態が続き…。
最終的にはある日、担当していた裁判官が不正のため左遷されて、新しい裁判官になり、結果としては強制的に「話し合いで解決する」ということになりました。
この手の裁判で結果を出しては、この方法を真似する悪人が後を絶たないという判断だったようです。
元裁判官の不正が何だったのかは知らないのですが、とにかく任期の途中でかなりの離島まで飛ばされたそうです。
「これがスマイル先生の言っていた『誰にも思いつかないような方法で』ってことか!」
と本当にびっくりしました。
その後は、話し合いで、私たち家族は移転のためのお金と、次の転居先を見つけるまで3年の猶予をもらうことになり話が付きました。
渡辺さんはおばあさんの介護ホーム代金を生涯支払う代わりに希望通りに出ていくという内容で決着、そのほかの人たちは示談交渉があった人以外は、大家の娘夫婦が立て直したマンションの一室をもともとの権利期間まで引き継げるようになりました。
結果的にかかわった人は全員、丸く収まるところに収まった感じです。
選択肢としてそこに住む以外の方法もあったのですが、その時はそういうことが思い浮かばなかったのですね。
それにしても、裁判官が変わるという驚きの方法で事態が激変していったことは、今でも本当に家族で話して盛り上がります。
最後に
その後、お礼でスマイル先生に鑑定を申し込んだのですが、先生は私の鑑定の内容などすっかり忘れてしまっていて、
「そんなことあった?そうでしたっけ。でも、良かったわね」
で終わり(笑)。
先生、霊感ないって言っているけど、あるんじゃないかと思います。
占いと思って気休め程度に電話しただけでしたが、結果的には弁護士よりも頼りになりました。
これからもちょっとした相談でも、気軽に相談するつもりです。

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