23歳・主婦・降霊術
宮城県石巻市では有名で、
「怖いほど的確に当てる占いのおばあさんがいる」
と話題でした。
その占い師のおばあさんに3年前、占ってもらった経験があります。
彼氏、結婚、家族、そして亡くなった母のこと…。
今回は、宮城県石巻の占い師に占ってもらった体験談をご紹介します。
宮城県石巻市の人気占い師のもとへ
今から3年前のことです。
当時勤めていた職場は女性が多く、美容や健康、恋愛、結婚、そして占いの話が中心でした。
先輩に「絶対に当たる占い師がいる」と言われ、電話で予約をしていきました。
そのおばあさんは地元では有名で、過去に『殺人事件』の犯人を当てたこともあるそうです。
当日、向かう直前に酷い腹痛で行くか迷いましたが、せっかくの機会なので、休憩を取りながら車で向かいました。
場所は宮城県石巻市、自然豊かな場所にあり、普通のご自宅の一室で占いをしていました。
到着すると部屋から出ていく人、控室から部屋へ向かう人がいて、有名な方だと実感しました。
30分~1時間くらい控室で一人待ち、ついに呼ばれ部屋に向かいました。
占い師から彼氏と別れることを勧められる
部屋には祭壇や仏像やお札、たくさんの方が書いたであろうお願いごとの紙が貼ってあり、お線香の香りが漂っていました。
おばあさんは祭壇の前の座椅子に座って待っていました。
私を見たおばあさんは「若いわねぇ」と褒めて下さり、おばあさんの前へ座りました。
するとすぐに、
「今日の朝の腹痛、大変だったわね。あまり便秘にはなったことないだろうからしんどかったでしょう」
と言いました。
おばあさんに会って数秒しか経っていないのに、突然誰にも話していないことを当てられたのでとても驚いたと同時に、少し怖いと思ってしまいました。
その後、自分、家族、彼氏の生年月日(和暦)と名前を伝え、本格的な占いがスタートしました。
普段は名前を占わないそうなのですが、私の名前(漢字)について教えて下さいました。
名前の画数が15画なのですが、これは「家督」に多い画数で、家にいることが何よりもよいと言われました(私は長女、家督です)。
また、お金にすごく愛される名前らしく、家にいればお金には困らないし寄ってくる、良い名前を付けてもらえたと褒めて頂きました。
また、喧嘩が多い彼氏との相性を教えて頂いたのですが、
「誕生日が近いカップルは喧嘩が多く合わない」
と言われ、また、
「嫁に行ったら女と借金をつくって困らせられる。婿にきたら威張るだろう」
と別れることを強くすすめられました(笑)。
彼は好きなことには夢中で、趣味にお金を惜しまないタイプだったのですが、そのことを当てられ、結婚したらお金で苦労させられると何度も言われました。
降霊術によって亡くなった母の声が…
大好きな彼のことを散々に言われ、不満に思っていたら、
「納得してないでしょ?不満でしょ?あなた強情で聞く耳持たない女だもんね」
と自分自身のこと、それも性格の悪さを言い当てられてびっくりしました。
また、1週間前に肩こりがひどく湿布を張って仕事をしていたのですが、
「先週肩が痛かったのは憑かれやすいから。盆と彼岸は気を付けて」
と言われ、その日から気にしすぎなのか彼岸は肩こりに毎回悩まさせれます。
8~10月生まれ(旧暦のお盆)の中にはこういう方がいるそうで、他人の病気や気の病などがうつりやすく、体調不良なことがよくあるそうです。
彼のことに納得にいかない私は再度彼について、結婚について聞いたのですが、おばあさんは突然数珠を手のひらで合わせはじめ、何かを唱えました。
すると、急に別人のように大きな声で、
「絶縁だ!!」
と言ったのです。
何の事だか分らず困惑していると、おばあさんは、
「あなたのお母さん、とても心配している。結婚したら絶縁だなんて実の親なのにあんな鬼みたいな顔している人初めて見た」
と訳のわからないことを言いはじめました。
私の母は数年前に高血圧が原因で急死したのですが、その母が降霊術によっておばあさんに降り、彼と結婚するなら縁を切ると鬼のような形相で言ったそうです。
もちろん私には母の姿は見えませんし、私の母は穏やかな性格の人だったので信じられず、その場で泣いてしまいました。
彼との結婚を反対されたことよりも、亡くなった母と疎通することは現実的には二度となく恋しいと思っていたのに、冷たい言葉をかけられたことがショックで仕方ありませんでした。
未だにそれが本当に自分の母だったか疑わしいし、それを知る術がある訳でもありません。
性格が悪いと言われたこと、彼を批判されたことよりも非常にダメージが大きく、もっと色々なことを聞こうと思っていたのですが何もかもが吹き飛び、早く退室して帰りたい気持ちでいっぱいになりました。
なにか優しい言葉をかけて下さるかと思いきや、
「いや~、こんなひどい事言ったのはあなたが初めて!」
と一切配慮してもらえませんでした(笑)。
家族に対する具体的なアドバイス
気持ちが凹んでしまい、終わりにしたい雰囲気を出しているとおばあさんから、
「あなたの妹さん、社会科の勉強が苦手みたいだから克服しなきゃだめよ」
「お父さん、胃が弱いのね。心が優しい人は体調に出るから気を付けてあげてね」
「おばあさんは悩み事があると眠れなくなるから、深く悩まないように言ってあげて」
「叔母さんは携帯の扱いに気を付けて」
「あなたは運転が少し荒いね。前後の車が困るから注意して運転しなさい」
と、いきなり家族と私に対する注意を言いました。
当時高校生の妹は歴史、地理の社会科目が苦手で成績が悪く、父は昔からトイレにこもりなかなか出てこないことがあり、おばあちゃんは「夜眠れない」が口癖、叔母はiPhoneに買い替えたばかりだったのですが操作に苦戦しており、いまだに私が操作を代わってあげるほどのスマホ音痴です。
私は運転が好きなのですが、景色に見とれたり、ぼーっとして信号が変わったことに気付かずに急停止・急発進をよくしてしまい、同乗者から注意を受けることが多くありました。
占いの一週間後、注意されていた運転で事故
翌日、言われたことを職場で伝えたところ、またも涙が出てしまって先輩方に慰めてもらいました。
叔母にもスマホの扱い方に注意するように伝え、私自身も運転に気を付けながら生活していた…つもりでしたが、おばあさんの話を聞いたちょうど一週間後、事故を起こしてしまいました。
事故を起こしてしまったことは当然なのですが、指摘されたこと、それもぴったり一週間後にこんなことになるなんて…と考えたら身の毛もよだちました。
占いの予約後、突然の占い師の死
それから3年、色々なところでこの経験を話しているうちに、友だちがとても興味を持って自分もぜひ占ってもらいたいと言われ、今年の2月に連れて行くことになりました。
連れて行く手前、私も行かなければいきません。
おばあちゃんから散々に言われた彼氏と結婚することになったので、改めて彼、そして結婚生活について伺おうと思い、連絡をし2月中旬に行くことになりました。
職場にそのことを伝えていたのですが、伝えた数日後に出勤してきた先輩が私に、
「あのおばあさんが亡くなったって聞いたけど…?」
と伝えられ、慌てて連絡したところ、おばあさんの息子さんと思われる方が電話を取り、
「占いをお願いされた方ですか?申し訳ないのですが…」
と伝えて頂きました。
亡くなった日がちょうど行こうと思っていた一週間前だったので、やはり何か見えない力があるんだなぁと改めておばあさんの力を実感しました。
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すごく文章がお上手で、物語を読んでいるよう。